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そのまま活用する

空き家をそのまま活かす場合、賃貸が挙げられます。

・戸建て住宅

空き家が戸建ての場合、初期費用を抑えつつ賃貸物件として活用できます。戸建て賃貸はマンションに比べると物件数が少ないため、入居者は長期にわたり住み続けてくれる傾向です。ファミリー層をはじめ、幅広い需要があるといえます。

・リロケーション

リロケーションも空き家の活用方法の一つです。転勤などの理由から、一時的に不在になる自宅を期間限定で貸し出すことを指します。期間終了後は再び戻って住めるため、長期不在になるが家を手放したくないなどの場合に適しています。

・シェアハウス

都市部や若者に人気のエリアなどに空き家がある場合、シェアハウスとして貸し出す方法もあります。複数人が同居し、キッチンや浴室などは共有しながら、それぞれが個室を持つ居住スタイルです。複数の入居者から家賃が入るため、賃貸料の総額を増やせる点がメリットです。

・民泊

インバウンド増加に伴い、空き家を民泊施設として提供するケースも増えています。2018年に施行された民泊新法の規制緩和によって、届け出を行えば個人でも合法的に営業できるようになったのです。特に、観光地や商業地に近い立地は人気があります。ただし、民泊の営業日数には上限があり、年間で180日までという点に注意が必要です。

・介護施設

デイサービスやグループホームなど、介護施設として活用する方法も選択肢に挙げられます。介護事業者に貸し出すのであれば、オーナーは介護知識を必要とせず、一度契約が成立すれば入居者がいる限り安定した収入を期待できます。

・レンタルスペース・レンタルオフィス

利便性の良い立地であれば、レンタルスペースやレンタルオフィスもおすすめです。テレワークに対応できる施設の需要が増加しており、時代に合わせた活用方法として注目されています。

土地を有効活用する

建物の老朽化が進んでいたり、修繕コストが大きすぎたりする場合は、更地にして土地活用することも考えられます。アパート・マンション経営や戸建て経営、コインパーキング・月極駐車場、貸地など、土地を活かす方法は多岐にわたります。

売却する

空き家を売却することも効果的な活用方法です。賃貸が難しい立地や賃貸経営に制約があるなどの場合、売却して得た資金を他の方法に活用することも検討してください。売却すると固定資産税などが不要になり、管理の手間を省ける点もメリットです。

この他にも、譲渡型賃貸住宅として活用する方法もあります。譲渡型賃貸住宅は、定期借家契約・普通借家契約を用いて賃貸借契約を締結し、賃貸期間満了後に住宅を入居者に譲渡する仕組みです。空き家や中古物件の活用でお困りでしたら、マリアージュ賃貸。にご相談ください。